20代は‥
わたくし、お洒落に気を使います。
九州の片田舎から出て来てファッションのファの字も気にかけていなかったのですが、少しづつ大人の階段登るシンデレラになっていったのです!
洗練された男子を目指し、努力を重ねております。
いやぁ、18歳で大阪に出て来た時は、大都会に圧倒されましたね(>人<;)
休みの日に梅田に出る時などは、自分の中で最高のお洒落をして出かけないと恥ずかしいと思い、ものすごく緊張して出かけてました。
まあそのセンスのダサい事ダサい事 ( ゚д゚)
仕方ありません。当時は1日1000円で生活する様にしていて、貧乏もいいとこでしたから。
家賃も安いとこにしてました。いろいろ住みましたが、一番ひどかったのは物置に住んでた事です。
皆さん『大げさ』とお思いでしょうが、紛れも無い事実なのです!
一度同世代の大学生三人が遊びに来たのですが、絶句しておりました。
一言『すげぇ』と。
不動産屋さんに
『10万円で住める部屋をお願いします!』
そう言って店に飛び込んだのですが、本当に10万円しかなかったので無理から探してもらったのです。
もし見つからなければ野宿確定でしたから、今思えば見つかって良かったなぁって。
3階建ての木造ボロアパートの3階で、ちょうど角の部屋でした。三畳のスペースで、屋根の加減で天井が斜めに下がってるんで直立すると頭が天井に当たるんで立てません。
小さな窓が付いてました。トイレの空気口くらいの窓です。小さな窓の外は屋根の瓦で、そこに水道蛇口があって水が出ます。
屋根の上に炊事場? 意味不明です。
夏場の暑さと来たらサウナ状態!
空気の出入りは無いし瓦の直熱で部屋は高温ですし、命の危険を感じて公園に避難していました。 蚊が凄くて安らげません。(T_T)
さすがに夜は寝るために帰りましたが、暑すぎて寝れないんですよ!
裸になって水道の蛇口で体を濡らし、扇風機の風を当てて体温を冷やし、その間だけ寝る事が出来ました!
でもすぐ乾いて眼が覚めるんです。いやぁ今思えばよく生き延びたなぁって思いますね。
ハングリー。
当時はお洒落な軽食喫茶でバイトしてたので、パンの耳をもらって帰った事があります。
『食費浮く!サンドイッチの切れ端やからマヨネーズ付いててそのまま食べれてお得!』
そう思って小躍りしましたが、冷蔵庫が無く1日でダメになって悲しかった。(T_T)
ハングリー。
これって苦労って言えるのか未だにわかりません。なぜなら当時は現状を不満だと思ったことは一度もないからです。好きなボクシングが出来た事に幸せを感じていました。今振り返っても、嫌な感情で思い出すことはありません。
楽しかった〜 (^^)
もう一度当時の生活をやる?
そう聞かれたら 迷わず答える!!
NO! と!